子どもと愛でつながる幸せな子育て

中学2年生娘と学校に行っていない小学4年生の息子を持つ母の子育てブログです。

娘の学校生活の意味

中3の娘は公立の小学校を不登校になって

小6の頃から今まで

私立の自由な学校に通っているのだけど…

 

中学に入ってからしんどくなってきて

3学期はもう

「あと10週間…」

と、終わる日を指折り数えている^^;

 

 

学校の教師の子どもに対する姿勢が

娘には心地よくないらしい。

 

子どもの自治をうたい

学校や寮でのきまりは子どもも大人も一票の価値は同じとしてミーティングで話し合って決めている学校なのだけど

その建前に対して実際は大人が方針を決めて

大人の決めた方向に持っていくような雰囲気があるそうだ。

 

また

暴力をふるったり

きまりを破ったりする子がいる時にも全校でミーティングをするそうだけど

その解決策が常に暴力をふるったり決まりを破った子が悪いから、どうしたらやめられるかという方向らしく

反省文を書くことに落ち着くらしい。

 

それが、同じ子が何度も暴力をふるったりきまりを破るので

ミーティングする意味がない

と思うようになったらしい。

 

でもいつも同じことの繰り返しが変わらないため

娘としては不満なのだ。

 

暴力をふるったり

決まりをやぶる子を観ていて

そうせざるをえない背景があることが娘には見えていて

単に禁止して我慢させることが無意味だと思うのだ。

(この辺りは、私と何度も話してきてそのように思うようになった面もあるけど。)

 

具体的エピソードとして教師の姿勢がわかりやすかったのは

寮で朝食を子どもたちが当番で持ち回りで作るのだけど

毎回理由をつけて当番に来ない子どもがいて

ある時教師の一人が

「ご飯を作らないからその子はご飯抜きね、って言ったら今は虐待になるんかなぁ?」

って娘に聞いたそうで

娘は(当たり前だろう…)と耳を疑い

「うん…!!!」

と強く肯定することしかできなかったと話していた。

 

この素朴な、賞罰で行動をコントロールしようとする姿勢。

これがどの教師にも大なり小なりあるようで

(公立の学校よりはかなり少ないけど)

 

そういう概念で動いている集団に所属することに

娘は耐えがたいようです。

 

 

 

 

そんな話をしながら

娘のその経験が愛に還ったらいいなーと思ってこの話を捉え直すと

 

今の社会はその原理で動いているから

社会を知り、体験できたことが

娘には必要であり貴重だったんじゃないかと思えて

娘にもそう話しました。

 

そしたら娘もそれはほんとにそうだと言い、

「小6の時にこの学校見学して

楽しそうだったけど

見学しただけじゃわからない嫌なこともあるだろうし

寮のトイレは臭いし

だけどここに通わなきゃいけない!って思ったんだよね。」

と、初めて明かしました。

 

単に気に入ったからじゃなくて

そんな直感で決めたとは知らんかった!!

 

 

なかなかやるな…!!!(≧∀≦)

 

これはお母さん一本取られたわ(*≧∀≦*)

 

 

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